星野源 ネットやSNSとの付き合い方のマイルール 「新型コロナをきっかけに全然やらなくなった」ことは

[ 2022年9月7日 11:19 ]

星野源
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 歌手で俳優の星野源(41)が6日深夜、自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」(火曜深夜1・00)に出演。新型コロナウイルス感染をきっかけにやめたことを明かした。

 リスナーから星野のコンサートに登場する人気キャラ「ニセ明」あてに、「ネットやSNSとの付き合い方で自分の中で決めていることはありますか」とのメールが届いた。星野は「ニセさんはSNSやってないんですよ。なのでこれは答えられないということなので僕が答えさしてもらいますけど」とマイルールを語った。

 「2019年に僕、インスタグラムを始めまして。その前に公式でツイッターはあるんですけど、あれは僕ではなくてスタッフさんがいつも更新してくれてるんです」と説明。インスタグラムについては「最初いろいろもう楽しくて」と全てフイルム写真を投稿し、宣伝文句を考え、ストーリーズの加工なども凝り、「凄く楽しくて夢中でやってて、でいろいろ長く続けて投稿も割と多めの方だったと思うんですけど」と振り返った。

 だが「だんだんね、ちょっとしんどくなってきたんですよ。SNSって流行りもあるし、どんどん形が変わってくるじゃないですか」と星野。インスタグラムも動画投稿が増えているとし、「それはそれで見てて楽しいは楽しいんですけど、自分がやるには時間がないしな、撮影するのも大変だしとかいろいろ考えて、宣伝とかでもやんなきゃいけないしっていう感じになって来たんですよね」と変化を明かした。
 
 そうして「こないだ新型コロナウイルスに感染して、しばらく寝込んでたんですよね、10日間。それの間にやれないしと思って、思ってやらなきゃいけないとアプリを開いたんですけど、SNSに限らず、根こそぎやる気みたいなのがなくなってたんですよね。ぽっかり穴が開いてしまったような」と回顧した。

 「そんな感じもあって、細かく言うと、無理していたことをもうやらないっていう気持ちになっていたんですね」と語ると、「何かしなきゃいけないからやる、でもよく考えたらこれ別に僕がする必要ないよなみたいなことがいっぱいあって、なので、全然やってないんですよ今。新型コロナをきっかけに全然やらなくなったんですよね」と続けた。

 「で、それは前からなんですけど、ツイッターとかネットニュースみたいなもの、テレビの分ですけど、全く見なくなりまして。あとは例えばLINEもさ、強制的にニュースが見られるようになってるのも見られないようにしたりして」と告白。そういった生活を送ることで「街の音とかが聴こえてくるんですよね。それがとてもほっとするっていうか」としみじみと話した。

 以前はスマホをずっと見ていると、「“離そう”ってクローゼットの奥の方にしまってみたり。そうするとしばらく忘れるというか、でもなんだかんだ戻っちゃうんですよね。仕事しなきゃいけないから」と苦笑したが、「今は全然そうじゃなくてですね、無理に仕事すんのやめようって。無理に仕事してたつもりはないんだけど、やらなきゃいけないことっていうのがとっても増えてたんで、今、できるだけやめようって思ってるんですよね」と語った。

 そうした心境の変化によって「時間ができたっていうわけじゃないんだけど、これは誰かに任せよう、これはやらなくていいやってなった時に割と時間ができて、やったことがあるんですよ。やれたこと」と星野。「それが人と話すとかですね、誰かとご飯に行くとか、ぼんやりするとか。“お前、それ当たり前すぎんだろ”って思われるかもしれないけど、あんまりやってなかったことで」とうれしそうに語った。

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2022年9月7日のニュース