「さらば青春の光」森田 3年ぶりモルック世界大会出場へ「優勝して日本を盛り上げる」

[ 2022年8月17日 05:30 ]

モルックの練習をする「さらば青春の光」の森田哲矢
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 人気お笑いコンビ「さらば青春の光」の森田哲矢(40)が、フィンランド発祥のスポーツ「モルック」の日本代表として、18日からフランスで開催される世界大会に2度目の出場を果たす。きょう17日の出発を前に東京都品川区の公園で公開練習を行い、本紙の取材に応じた。

 モルックは木の棒を投げて、並べられた数字の書かれたピンを倒し、点数を競い合う競技。20日から始まるチーム戦には168チームが出場予定。森田は芸人仲間のみなみかわ(39)、カナイ(35)、「ラブレターズ」の溜口佑太朗(37)とチーム「キングオブモルック」を結成し、3年ぶり2度目の世界大会に挑む。

 森田は度々モルックをテレビ番組で紹介しており、競技の注目度は急上昇している。「“公園でモルックやってる人見たよ”ってめっちゃ言われる」と言い「バドミントンよりやってる人が多い」とアピールした。

 世界大会には希望したチームが参戦可能だが、渡航費は自腹。知名度向上のかいあり、3年前はクラウドファンディングで渡航費を調達したが、今回は複数の企業がスポンサーに手を挙げた。中には、みなみかわが出演するラジオ番組のスポンサーである大人のおもちゃの会社も。みなみかわは「しっかりお金を出してくれているのに、チームがないがしろにする」とぼやいたが、本番ではチーム全員で「おもちゃ」などと平仮名の刺しゅうが入った帽子をかぶってプレーする予定だ。

 前回大会では、モルック歴3カ月ながら日本人最高位となる1次予選通過。世界大会だけに緊張感たっぷりかと思いきや「エキシビションみたいな雰囲気だった」と苦笑いで振り返る。大会の雰囲気はつかんだ様子で、今回の目標はもちろん優勝だ。「日本人初の世界チャンピオンをキングオブモルックで」とカナイ。森田も「優勝して日本を盛り上げる」と大きな目標を掲げつつ「日本のメディアはフランスまで来ないから、優勝したとうそをついてもバレへんやろ」と笑った。

 《TKO木本から“いじり”に感謝》みなみかわは、所属事務所「松竹芸能」の先輩だったTKO木本武宏(51)の投資トラブルに触れ「10年くらい前に株をやっている後輩芸人に“芸人で株やるやつは汚れだ。ちゃんと笑いをやれ”って言っていた」と回想。「木本さんも汚れて終わった」と毒づいた。自身のYouTubeチャンネルで投資トラブルを取り上げた森田は「木本さんから“いじってくれてありがとう”と連絡が来た」と明かした。

 ▽モルック フィンランドのカレリア地方に伝わるゲーム「キュッカ」を基につくられたスポーツ。モルックと呼ばれる木の棒を、3~4メートル離れた場所にある木製の12本のピン(スキットル)に向けて投げる。ピンには1~12までの数字が書かれ、1本だけ倒した場合はピンに書かれた数字が点数になり、複数本倒した場合は倒した本数が点数になる。相手チームより先に50点ちょうどになったら勝利。50点を超えて得点した場合は25点に減点される。ピンを倒す技術だけでなく、戦略の立て方も重要。1チーム4人。個人戦、ペア戦などもある。

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