岸田新内閣と旧統一教会の接点「明るみに出る前に組閣を済まそうという発想では…」 若一光司氏が指摘

[ 2022年8月17日 18:45 ]

 作家の若一光司氏(71)が17日、読売テレビ「かんさい情報ネットten.」に生出演。第2次岸田改造内閣の閣僚、副大臣・政務官人事で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党議員の接点が次々と判明していることに言及した。

 閣僚ら政務三役と旧統一教会側の関係を、政府が調査すべきという声が上がっていることに対し、岸田首相は15日、「個人の政治活動に関するもので、調査を行う必要はない」とコメント。これに対し、若一氏は「岸田さんが組閣を急いだのも、こういった事態がそのうち明るみに出てしまうと…。出る前に組閣を済まそうという発想ではなかったかということさえ考えてしまいますよね」と皮肉まじりに指摘した。

 さらに若一氏は「関与した自民党議員が口をそろえて言っていることは“行く前には分からなかった”とか、“関係性には気付かなかった”とか、あまりにもそれって無責任でしょ」と怒りをあらわに。「常に政治家としては反社会的な要素のある組織や、個人との関係性に関しては最大限の緊張を持って接するべきであるのに、基本姿勢においてなってないですよね」と切り捨て、「このまま放置してたら不信が増大する一方ですよね。徹底して、党としての組織的調査をやるべきだと思います」と断言した。

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2022年8月17日のニュース