妻夫木聡主演映画「ある男」　ヴェネチア国際映画祭に正式出品決定

妻夫木聡

　俳優の妻夫木聡（41）が主演する映画「ある男」（監督石川慶、11月18日公開）が第79回ヴェネチア国際映画祭（現地時間8月31日～9月10日）に正式出品されることが決定した。

　第70回読売文学賞を受賞、累計25万部を超える平野啓一郎氏のベストセラー小説が原作。安藤サクラ（36）、窪田正孝（33）ら豪華な共演陣でも話題となっている。

　今作は映画祭の、新鮮で革新的な作品で構成されるオリゾンティ・コンペティション部門に選出。石川監督作品としては、妻夫木聡主演の「愚行録」以来6年ぶりとなる。

　妻夫木は「この度、『ある男』がヴェネチア映画祭にご招待頂いたということで大変嬉しく思います。“アイデンティティの探求”がテーマでもある作品が、日本での公開を前にヴェネチアの方々にどう受け止めて頂けるのか、とても楽しみです」とコメントを寄せた。