高岡達之氏 医療ひっ迫を受けて政府に苦言「協力しない医療機関を協力してもらえるようにする法律を…」

[ 2022年7月26日 19:00 ]

コロナ検査キットを手にする医療従事者(AP)
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 読売テレビ解説委員長の高岡達之氏(58)が26日、同局の情報番組「かんさい情報ネットten.」(月~金後4・50)に出演。新型コロナウイルスの感染拡大による医療ひっ迫について語った。

 番組では医師の「コロナに対応できる医療機関を増やしてほしい」という声が紹介されるとともに、大阪に9403カ所ある医療機関のうち、コロナに対応できるのは2663カ所しかないことが取り上げられた。

 これを受けて、高岡氏は「一方的に政府の文句ばかり言いたくありませんし、タラレバを言ったってしょうがないということを皆さんと共有しながら、でも、やっぱり言葉が出てしまうのは、協力しない医療機関を協力してもらえるようにする法律を、国会が開いている間に何でやらなかったんですか。参議院選挙があったからですか?」と述べて、政府の対応の遅れに不満を示した。

 さらに「検査キットを配っても安心にならないんです。欲しいのは薬です。じゃあ薬を買いに外に出てもいいんですか、ということです」と口に。「だから、やっといてもらってれば、同じぐらい感染者数が増えても、政府への信用度と我々の社会生活への不安が違ったのにな、という思いをどうしても持ちます」と渋い表情で語った。

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2022年7月26日のニュース