「ちむどんどん」3姉妹に続き…博多大吉も“朝ドラ受け”あきらめない!ニーニーはあきらめた

[ 2022年7月26日 08:25 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第77話。コツコツ働くことをあきらめた賢秀(竜星涼)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は26日、第77話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第77話は、1978年(昭和53年)8月、結婚を決めた暢子(黒島)と和彦(宮沢氷魚)。2人は和彦の母・重子(鈴木保奈美)の家を訪れたが、重子は初対面の暢子に「結婚は許さない」と宣言した。立ちはだかる重子を説得すべく、暢子は“ある作戦”を思いつく…。その頃、沖縄。良子(川口春奈)は夫・博夫(山田裕貴)の実家で、歌子(上白石萌歌)は唄三線の稽古で、それぞれに壁にぶつかり…という展開。

 家の格が釣り合わないと結婚を反対され、母との溝が深まった和彦に、暢子は「あきらめないで、頑張ろう」。

 名護中央公民館。歌子は緊張のあまりか、唄三線の演奏も歌もままならないが「うちはあきらめたくありません」。

 博夫の実家。博夫の祖父・石川小太郎(小林勝也)らを前に、良子は仕事を辞めるつもりはない、博夫は家事と育児を分担して晴海(鈴木咲)と家族3人でやり直すと宣言。石川家は行事の際、女性が「御三味(うさんみ)料理」を作るのがしきたり。料理が不得手の良子は、仕事を続けた上で石川家の一員と認めてもらうまで「絶対にあきらめません」と食い下がった。

 千葉・猪野養豚場。賢秀(竜星涼)は寛大(中原丈雄)と清恵(佐津川愛美)に「これからは心を入れ替え、身を粉にして働いて、真面目にコツコツ頑張ろうと思いました。でも、あきらめます。結婚する妹のために、長男として一発ドーンと勝負に出ます。お世話になったご恩は一生忘れません」と頭に「マグネット・オーロラスーパーバンド一番星」を装着し、養豚場を後にした。

 SNS上には「三姉妹:諦めません!賢秀:諦めます!おいw」などの声も。直後の同局「あさイチ」(月~金曜前8・15)の“朝ドラ受け”。暢子が重子の胃袋をつかむために何の料理を作るか予想し合い、博多大吉は「このように、我々も朝ドラ受けをあきらめるつもりはありません」と笑いを誘った。

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