フジテレビ「競争の番人」 仕事ドラマの新境地を開拓

[ 2022年7月26日 05:00 ]

フジテレビ「競争の番人」に出演する(左から)加藤清史郎、小池栄子、大倉孝二、坂口健太郎、杏
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 11日にスタートしたフジテレビ月9ドラマ「競争の番人」(月曜後9・00)は公正取引委員会を舞台としたドラマだ。坂口健太郎(31)と杏(36)がダブル主演。2人がバディを組み企業の不正を追及する。

 公正取引委員会がドラマ化されるのは今作が初めてで、プロデューサーの野田悠介氏は「今まで描かれなかった世界に興味を引かれ、そんな時に原作と出合った。一気に引き込まれ、すぐにキャストなどが頭に浮かんだ」と企画の背景を明かした。

 原作は新川帆立氏の同名小説だが、4月クールの月9ドラマ「元彼の遺言状」の原作も新川氏だった。別作品で同じ原作者が2期連続となるのは異例だが、野田氏は「全くの偶然」と笑った。企画の立ち上げから約半年かけて綿密に取材してきた。「我々フジテレビも一企業。調査対象となる可能性もあるため話してもらえないことも当然あったが、協力を頂き作品にすることができた」。近年は各局でさまざまな仕事モノのドラマが制作される中、新たなジャンルを開拓しそうだ。

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2022年7月26日のニュース