小栗旬主演舞台「ジョン王」上演決定!シェイクスピア全戯曲“真の完結”「鎌倉殿の13人」後の初作品へ

[ 2022年7月26日 18:20 ]

小栗旬主演の舞台「ジョン王」の上演が決定。「彩の国シェイクスピア・シリーズ」が、ついに真の完結を迎える
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 2020年6月に上演予定だったものの、新型コロナウイルスの影響により中止になった俳優・小栗旬(39)主演の舞台「ジョン王」が、今年12月から来年2月に上演されることが26日、発表された。シェイクスピア全37戯曲を上演してきた「彩の国シェイクスピア・シリーズ」が、ついに真の完結を迎える。

 彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督・蜷川幸雄氏の下、シェイクスピア全37戯曲の完全上演を目指し、1998年にスタートした今シリーズ。2021年5月に上演された第37弾「終わりよければすべてよし」でいったんシリーズ完結を迎えたが、第36弾として予定していた「ジョン王」を上演しないことにはシリーズは終われないという2代目芸術監督・吉田鋼太郎の強い思いから、あらためて22年12月~23年2月に上演されることが決定した。

 小栗はイングランド王ジョン(横田栄司)の下に現れた、先王リチャード1世の私生児だと名乗る口の達者な男フィリップ・ザ・バスタード役。今シリーズへの出演は16年ぶり4作目となる。

 小栗はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に主演中。大河の撮影終了後、初の作品になる予定。舞台出演は17年のミュージカル「ヤングフランケンシュタイン」以来、5年ぶりとなる。

 「本当ならばもう終わっているはずの公演が時を経て、あらためてできることになりました。再びこの場に戻してくれた鋼太郎さん、私にとって特別な彩の国シェイクスピア・シリーズ。楽しみにしてくれているお客様。本当に感謝しています。しばらく板の上を離れている自分に果たして務まるのか、一抹の不安はありますが、やらなくては、やるんだ。どうぞ、蜷川さん、怒らず見守ってください。後は皆様どうなることか、目撃してください」と心待ちにしている。

 東京公演は22年12月下旬~23年1月、渋谷・Bunkamuraシアターコクーンで上演。1月・愛知公演、2月・大阪公演を経て、2月・埼玉公演を上演予定。

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2022年7月26日のニュース