ティモンディ高岸 BC栃木初練習手応え「5億点」8・13にも初登板へ

[ 2022年7月26日 05:20 ]

BCリーグ栃木の練習に初参加した「ティモンディ」の高岸宏行(撮影・小田切 葉月)
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 今月19日に野球の独立リーグのルートインBCリーグ・栃木に投手として入団したお笑いコンビ「ティモンディ」の高岸宏行(29)が25日、チームの練習に初参加した。また、来月13日にも初登板する可能性があることも分かった。

 球団関係者によると「8月半ばの土日の試合での登板が濃厚」という。高岸の球団オリジナルグッズも来月13日から球場で現地販売される予定だ。子供たちが試合観戦に来やすい、夏休み真っただ中。高岸自身のコンディション面などを加味しての時期設定となるが、「仕上がり次第では早まる可能性もあります」と明かした。

 初練習は栃木市のエイジェックさくら球場で行われた。最高気温35度の炎天下、満面の笑みでチームに合流。「栃木、日本、世界に元気を与えていきましょう!」とチームメートにあいさつし、全員で「やればできる!」と叫んで練習がスタートした。

 始まりこそお笑い芸人の顔だったが、ランニングや投内連係を経て徐々にプロ野球選手の顔へ。キャッチボールの相手を務めた元阪神の高野圭佑投手(30)は「ナイスボール!強いね!」と絶賛。球場には高岸の「今日イチです!」「もう一球!」などの元気な声が響いていた。

 約2時間のプロ初練習終了後、報道陣の取材に対応。「真夏の暑さに負けず、みんなのパッションや熱さを感じました!(練習の手応えは)5億点です!」と笑顔がはじけた。ついに小さい頃の夢だった「プロ野球選手」をかなえ、一歩ずつ進み始めた高岸。デビューの日については「これは僕が決められることではありません。ですが、今日でも、これから5分後でもいけるような準備はしています」と力強く語った。 

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2022年7月26日のニュース