オール巨人 柔道家としてプーチン大統領に怒り「この人には柔道を語ってほしくない」

[ 2022年4月9日 12:46 ]

オール巨人
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 漫才コンビ「オール阪神・巨人」のオール巨人(70)が9日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜前9・30)に生出演。同じ柔道家として、ロシアのプーチン大統領への怒りを口にした。

 巨人は学生時代に柔道に打ち込んだ有段者。一方のプーチン大統領も00年に来日した際、柔道の総本山の講道館から「講道館柔道6段」を授与されている。

 巨人はプーチン大統領について、「小さい時から貧しい生活でコンプレックスがあったんでしょう。体も小さかったから、劣等感もあったんでしょう。劣等感っていい方に行ったら、物凄くいいものになると思うんですけど、この人はズルいやり方、汚い方にばっかり行ってるんですよ」とバッサリ。「柔道やってると言ってるけど、僕もずっと柔道やってたんですね。この人には柔道を語ってほしくないですね」と怒りを口にした。

 さらには「柔道の父」と呼ばれる嘉納治五郎の言葉に触れ、「嘉納治五郎先生が自他共栄と言ってるんです。自分も他人も共栄で、負けた人間には尊敬を持って、一緒に生活していこう、一緒に高まっていこうという精神なんですよ」と力説。最後に改めて、プーチン大統領について「根性がいかん」と切り捨てた。

 プーチン氏は05年の来日時、現・日本オリンピック委員会(JOC)会長の山下泰裕氏から嘉納治五郎直筆の書「自他共栄」を送られている。

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2022年4月9日のニュース