山田洋次監督　米アカデミー賞の濱口監督祝福、アジア勢躍進も喜ぶ

葛飾柴又寅さん記念館・山田洋次ミュージアムのリニューアル式典で声援に手を振って応える山田洋次監督と倍賞千恵子
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　山田洋次監督（90）と倍賞千恵子（80）が8日、東京・柴又の「葛飾柴又寅さん記念館・山田洋次ミュージアム」のリニューアル式典に出席した。

　濱口竜介監督（43）の「ドライブ・マイ・カー」が先月、米アカデミー賞国際長編映画賞を受賞したことについて、山田監督は「日本の映画人の一人としてこんなにうれしいことはない」と祝福。一昨年は韓国映画「パラサイト　半地下の家族」が作品賞を受賞したことを挙げ「アジアにグッと光が当たって大きくクローズアップされたということがうれしい」と喜びを語った。自身の監督作では03年に「たそがれ清兵衛」がノミネートされるも受賞は逃している。

　リニューアルされた同館については「大勢の方々に来てもらえれば」と期待した。