ミキ・昴生「5年後までには大賞を」 奨励賞の先には「目標」の上方漫才大賞が

[ 2022年4月9日 20:00 ]

「上方漫才大賞」の奨励賞を受賞し喜ぶ「ミキ」の(左から)亜生、昴生
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 上方演芸会で最も長い歴史を持つ「第57回上方漫才大賞」の発表会が9日、大阪市内で行われ新人賞を「ニッポンの社長」が、奨励賞を兄弟漫才の「ミキ」が獲得。大賞を「ミルクボーイ」が受賞した。

 「見取り図」「すゑひろがりず」ら5組とのレースを制した「ミキ」は受賞の瞬間「よっしゃー!」とガッツポーズ。兄の昴生(35)は「ホッとしました。ようやく獲れて、うれしさがこみ上げたきた」と笑顔を浮かべた。さらに「M―1ももちろん大事ですけど、遠い先に上方漫才大賞とりたい、と思って漫才を頑張っているので、今回はその大賞に向けての奨励賞かな、と。5年後までには大賞を」と力を込めた。

 早くから売れっ子となり、大阪時代は東京への番組出演が多かったこともあり、東京に拠点を置いた現在の方がより「ネタ作り」に時間を費やせる、と話す2人。「漫才という伝統芸能を進化させながら継承していくんだ、と思いながら精進して、皆さんが納得した時に大賞を頂けたら」と昴生が大まじめに訴えると、弟の亜生(33)は「おもんないねん!」と絶妙にツッコミ笑わせた。

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2022年4月9日のニュース