小原ブラス 生まれ故郷ロシアへの感情変化「負の感情どころか思い出を憎むような感じに」

[ 2022年4月9日 14:03 ]

小原ブラスインスタグラム(@kobara.vlas)より

 タレントでユーチューバーの小原ブラス(29)が8日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演し、生まれ故郷のロシアへの思いを口にした。

 ロシア生まれで関西育ちの小原は、「(ウクライナへの軍事侵攻が)始まる前からでもあるんですけど、ロシアに対する不満であったり、今の政権に腹が立つ感情というのがあった」と、以前からロシアへの不満を明かしている。

 ここ数日は、キーウ(キエフ)近郊のブチャなどで住民がロシア軍に大量虐殺されたと報道されるなど、残虐な映像も流れてくる。小原は「ここまでひどい映像とかを毎日、見ていると、正直、もともと自分の生まれた国で、かつ夏休みとかにはたまに行って、思い出もある国なんですけど、そこへの感情がここ1週間、2週間、負の感情になるどころか、自分の思い出を憎むような感じになってきているんですよね」と、気持ちの変化を打ち明けた。その結果、「今までよりワンランク上の、過激ではないんだけど、度をアップしたようなロシアの政府批判をするように、最近なってきている」と自己分析した。

 そうした意見を発信する中で、「反対の意見も言ってほしいという層の人もいるんだなと気づくようになった」と話してから、自身をおとしめるような反応もあったことを明かした。「ロシアのFSB(連邦保安局)に『こういうふうな裏切り者がいて、日本で発信しているんだぞ』というのを発信したり、『そういうメールを送ったぞ』とメールを送ってきたり、そういう人もどんどん増えてきている」と、例を挙げて説明。「どこに何を向けても、いろんな風があるなと感じている」とも語った。

 そんな中でも、自身のスタンスは決まっているようで、「やっぱり自分の気持ちに素直に、今のロシアがやっていることに完全にノーを突きつけて、自分がウクライナに何かできる支援だったりをやっていくしかないのかな」と、悲壮な決意を口にしていた。

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2022年4月9日のニュース