中村逸郎氏 ロシア軍の大量虐殺「プーチン大統領からの指令の可能性が非常に高い」

[ 2022年4月9日 10:28 ]

ロシアのプーチン大統領(AP)
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 ロシア政治を専門とする筑波学院大・中村逸郎教授が9日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜前9・30)に生出演。ウクライナ国防省が首都キーウ(キエフ)近郊ブチャなどでロシア軍による民間人の大量虐殺があったと発表したことに言及した。

 中村教授は「この虐殺、地雷を仕掛けたというのはプーチン大統領からの指令の可能性が非常に高い」とキッパリ。その理由について、「ワグネルという普通の兵士とは違って、プーチン大統領が直々に作った民間軍事組織があるんですけど、その人たちがこれをやってるんじゃないかという話が出てきてます」と明かした。

 これを受けて、軍事ジャーナリストで笹川平和財団の小原凡司氏もコメント。「おっしゃる通りだと思います。最初に入って行ったロシア兵は正規軍、若い兵士が中心だったと言われてますけど、彼らは最初から戦争する気もなかった、知らなかったと言われていますので」と補足説明した。

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2022年4月9日のニュース