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「20歳は少女と女性の区切り」少女歌劇団ミモザーヌの儚い約束 12月に大阪で冬公演開催

[ 2021年11月28日 05:30 ]

スポニチ本紙の取材に応じた「少女歌劇団ミモザ―ヌ」のしものあやめ(左)、きくたまこと(中央)、もうりさくら(撮影・小田切 葉月)
Photo By スポニチ

 吉本興業発のレビューカンパニー「少女歌劇団ミモザーヌ」の冬公演が12月28日に大阪・堺市東文化会館、来年1月9日に東京・草月ホールで開催される。「サクラ大戦」などを手掛けたマルチクリエーターの広井王子氏(67)が総合演出を務め、11~19歳の少女たちで構成。20歳で退団という約束があり、本公演はきくたまこと(20)の卒団公演に位置づけられている。公演を前に、きくた、もうりさくら(17)、しものあやめ(14)がスポニチ本紙の取材に応じ、現在の思いを語った。

 みずみずしい少女の10代を全てかけた。令和元年に結成されたが、基礎の反復練習に重きをおいた本格的なレッスンとコロナ禍の影響で、歌劇団初の有観客公演は今年8月。17歳で入団した1期生のきくたは「20歳は少女と女性の区切り。10代って貴重な時期だし、何度も辞めたいと思ったこともある。それでも、ここまでみんなで戦ってきた日々は宝物です」と笑顔で語った。

 「友情」「優雅」などの花言葉を持つ「ミモザ」が由来の歌劇団。歌やダンスはもちろん、アクロバットなどダイナミックで華やかなパフォーマンスが持ち味だ。さらにメンバーたちも粒ぞろい。きくたはミュージカル「アニー」などに出演した元子役、もうりはジャズダンス、しものはチアリーディング経験者。一般的な女性アイドルとはひと味違う本格的なステージを楽しむことができる。もうりは「基礎ありきの生歌だし、女の子らしい初々しさの表現も私たちの魅力のひとつです」とアピールした。

 10代の一瞬のきらめきと、20歳で必ず訪れる別れの儚(はかな)さが共存する。しものは「まこっちゃん(きくた)はみんなのお姉ちゃんみたいな存在。いなくなるのは寂しいです」と吐露。きくたも「みんな、練習の時から泣いてくれるんです。居場所を巣立つのは寂しいけど、次の場所でも頑張りたい」と語った。将来は多部未華子(32)のような、人に寄り添う芝居ができる女優になりたいという。「やっぱりお芝居が好き。ミモザーヌで学んだことを糧にしていきたい」と語った。

 「ミモザ」のもう一つの花言葉は「感謝」。12月からの冬公演に向けて、もうりは「まこっちゃんに、今までのありがとうを伝えられるような公演にしていきたい。本当の舞台というものを見せたい」、しものも「愛がテーマの物語。しっかりまこっちゃんを送り出したい」と気合を入れる。その思いを受け、きくたも「みんなとこの年齢でできる最後のステージ。これからも進化し続けると思うので、その可能性を感じてもらいたい」と意気込む。かれんに咲き誇る少女たちの輝きを、感じられそうだ。

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