江戸和竿名匠「竿忠」先祖供養、歴史碑建立式に三平ら30人参列

[ 2021年11月28日 05:30 ]

生家の先祖の墓前で、記念撮影する(左から)中根喜三郎氏、二代目・林家三平、海老名香葉子(撮影・四釜 良人)
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 江戸和竿の名匠「竿忠」の先祖供養と歴史碑の建立式が27日、東京・亀戸の光明寺で行われた。施主は竿忠五世四代の中根喜三郎氏(90)で、妹にあたるエッセイストの海老名香葉子さん(88)、おいの落語家・林家三平(50)ら約30人が参列した。

 竿忠は一子相伝がおきて。中根氏に男子がおらずに絶えるため、匠(たくみ)の歴史を6つの石碑に刻んだ。東京大空襲後、家族の中で中根氏だけと再会した海老名さんは「主人(初代林家三平さん)も2人に“がんばったね”と言ってくれる」と涙声だった。

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