【明日11月29日のカムカムエヴリバディ】第21話 稔の訃報から半年 千吉は安子に“ある提案”を

[ 2021年11月28日 13:00 ]

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第21話。雉真家・居間にて。安子(上白石萌音・左)にあることを言う千吉(段田安則)(C)NHK
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 女優の上白石萌音(23)が1人目のヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は29日、第21話が放送される。

 稔(松村北斗)の戦死の知らせから半月。安子(上白石)は泣き暮らし、暗闇の中にいた。すくすくと育つるいの成長だけが安子にとっての希望だった。そんな安子を勇(村上虹郎)は気にかけ続けている。そんな中、稔に先立たれたことを受け入れられぬ美都里(YOU)は憔悴(しょうすい)しきった様子で、安子にひどくきつく当たるようになっていた。とうとう美都里は安子を雉真家から追い出すよう千吉(段田安則)に持ちかける。

 上白石&深津絵里(48)&川栄李奈(26)がヒロインを務める朝ドラ通算105作目。ヒロイン3人は朝ドラ史上初。2007年後期の名作「ちりとてちん」を手掛けた藤本有紀氏によるオリジナル脚本。ラジオ英語講座と3世代の女性による100年のファミリーヒストリーを描く。安子(上白石)の物語は日本でラジオ放送が始まった1925年(大正14年)の岡山から、安子の娘・るい(深津)の物語は62年(昭和37年)の大阪から、るいの娘・ひなた(川栄)の物語は昭和40年代の京都から始まる。

 岡山市の和菓子屋に生まれた安子は、あんこが大好きな心優しい素直な女の子。激動の世の中を懸命に生き抜いていく。

 主題歌は森山直太朗(45)が作詞・作曲し、AI(40)が歌うオリジナルソング「アルデバラン」。語りは俳優の城田優(35)が務める。

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