橋本環奈、初舞台で主演の大役「初めて緊張」 上白石萌音は千尋にそっくり?

[ 2021年11月10日 04:00 ]

舞台「千と千尋の神隠し」でW主演を務める上白石萌音(左)と橋本環奈
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 来年2月に開幕する舞台「千と千尋の神隠し」の製作発表会が9日、都内で行われ、主演の橋本環奈(22)、上白石萌音(23)らが出席。作品にかける思いについて語った。

 橋本は初舞台で初主演。さらに劇場は役者たちがあこがれる“聖地”帝国劇場とあって「右も左も上も下もわからない状態」といきなりの大役に戸惑い。会見では「あまり緊張しないタイプですが、ここに立って初めて緊張を感じている」と打ち明ける場面もあった。しかし、「これだけのキャストがいるので背中を見て吸収したい。とにかくまっすぐにぶつかりたい。千尋も初めてのことだらけに直面するので気持ちが似ている。舞台を通して心を通わせ、成長したい」と気合を入れた。

 同じ千尋役の上白石は、「小さいころは千尋に似ていると言われて、自分でも目が離れたところが似ていると思っている」といい、「7歳のころに見て心に刻まれた作品を演じることになって、巡り合わせに感謝。プレッシャーを拭うことはできないけど、リスペクトと覚悟を持ってしっかり演じたい。精いっぱい、千尋のように勇敢に頑張りたい」と語った。

 2人は今年放送された24時間テレビで初共演。お互いの印象を聞かれると、橋本は「歌声もすてきだし、優しい音色を出す人。お会いして本当にそのまま。まっすぐな目で見てくれる。年は1つしか変わらない同世代ですし、一緒に舞台を走っていけると心強い」とにっこり。上白石は「安心感を感じます。若い人の先頭を切って走ってくれる勇ましさがある」といい、「同じところを目指してもタイプの違う千尋になるのでは」とアピールした。

 この日、そのほかのキャストも発表され、ハク役を醍醐虎汰朗(21)と三浦宏規(22)、カオナシを菅原小春(29)と辻本知彦(43)、リンと千尋の母役を元タカラジェンヌの咲妃みゆ(30)と妃海風(32)、釜爺役を田口トモロヲ(63)と橋本さとし(55)、湯婆婆と銭婆役を夏木マリ(69)とのダブルキャストで声優の朴ロ美(ろみ=ロは王へんに路、49)、兄と千尋の父役を大澄賢也(56)、父役を吉村直(66)、青蛙役をピン芸人のおばたのお兄さん(33)が演じることが明らかになった。2月から3月に帝国劇場で上演された後、大阪、福岡、北海道、愛知も回る。

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