香介トリオがグランプリ 障がい者の国際舞台芸術コンクール「第18回ゴールドコンサート決勝大会」

[ 2021年11月10日 05:30 ]

グランプリを獲得し、表彰を受ける香介トリオ(撮影・村松美緒)
Photo By 提供写真

 障がい者の国際舞台芸術コンクール「第18回ゴールドコンサート決勝大会」(主催・NPO法人日本バリアフリー協会)が、東京国際フォーラムで行われ、8組の出場者の中から香介さん(36=視覚障がい)率いる「香介トリオ」がグランプリを獲得した。

 イベントは6日に行われた。3人組バンドでピアノ、ボーカルを担当する香介さんは、2006年から演奏活動を行い、都内のライブハウスを中心に出演。同コンサートにも16年の第13回大会に出場した。「前回出場した際、特に結果を残せなかった。今回はバンドで出たいと思い、素晴らしい結果をいただいてとてもうれしいです」と喜びを笑顔で伝えた。

 今回披露した楽曲「Another Star」は、障がいを持つミュージシャンとしてパラリンピックを盛り上げたいという思いがあり、数年前にパラアスリートへの応援歌として制作した曲で、今回演奏した曲は車いす競技をテーマにしたものだという。香介さんは「来年も北京で冬季五輪が行われますが、なかなか車いす競技が一般の方が見たいとか、認知してもらう機会がない中で、音楽で少しでも知っていただき、興味をもってもらいたいと思います」と、熱い思いが詰まった曲について話した。

 今後の活動については「視覚障がいを持つ人間として、音楽をやっている上で、世間に伝えたいメッセージなどを楽曲にしていきたいです。自分の誕生日となる11月21日には自主レーベルからアルバムも発売しますので、多くの方に聞いていただければうれしいです」と、最後は自身のPRも忘れなかった。

 今回のゴールドコンサートには、東京2020パラリンピックの特別企画として、車いすラグビー日本代表の今井友明選手、パラアーチェリーの永野美穂選手のほか、パラリンピック閉会式に参加した盲目のピアニスト・わたなべちひろさんや、NHKのパラリンピック番組にも出演し、同コンサートで第7回大会グランプリを受賞したスポーツ好きの全盲のバイオリニスト・穴澤雄介さんも参加してのトークショーも行われた。

 【受賞者は次の通り】
 グランプリ=香介トリオ
 歌唱・演奏賞=Paraphrase(パラフレーズ)<視覚、精神>
 楽曲賞=直駿【NAOKI】<発達>
 観客賞=若渚(わかな)<視覚>
 審査員特別賞=広島車いすダンスくらぶ(チームC)<肢体>

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