海老蔵&A.B.C―Z戸塚祥太「六本木歌舞伎」で初共演 舞台で“江戸の華”表現

[ 2021年11月10日 04:00 ]

「六本木歌舞伎」で共演する市川海老蔵(右)とA.B.C-Z戸塚祥太
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(43)が手掛ける「六本木歌舞伎」の第4弾で、A.B.C―Z戸塚祥太(34)と初共演する。戸塚は歌舞伎初挑戦となり「海老蔵さんの背中を見ながら、楽しみ学び、演じていきたいです」と意気込んだ。

 「六本木…」は海老蔵の「歌舞伎を見たことがない方にも楽しいと思っていただけるような、未来につながる歌舞伎をつくりたい」という思いから2015年から過去に3度上演。これまで「座頭市」や「羅生門」などの演目を上演してきた。ジャニーズ勢では19年に元V6の三宅健(42)が出演した。

 今回の演目は未定だが、“江戸の華”を表現する内容になるという。その華を描くにあたり「最近舞台などで活躍されている姿が、江戸の華に参加していただくのにたいへんふさわしい方」として戸塚に海老蔵からオファーが寄せられた。

 戸塚はつかこうへいさん作・錦織一清(56)演出の舞台で主演を務めるなど、主に舞台で活躍している演技派。歌舞伎は初挑戦となりセリフや所作などの稽古に1カ月ほど取り組む。

 未知の世界に飛び込むにあたり「子供のように目に映る全てに心のときめきを感じることと思います」と期待。現在の心境を「偉大な先輩方と同じ舞台に立てることに今から気持ちが高ぶっています」とした。

 海老蔵は「戸塚さんをお迎えし、斬新で痛快な作品を生み出します。閉塞感漂う現代に風穴をあけるような『六本木…』ならではの化学変化にぜひご期待ください」と力を込めた。監修を映画監督の三池崇史氏(61)、演出を日本舞踊の宗家藤間流八世宗家の藤間勘十郎(41)が手掛ける。

 東京公演は来年2月18日~3月6日にEXシアター六本木で行われ、福岡公演と大阪公演も行われる。

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2021年11月10日のニュース