若狭勝弁護士 当て逃げ都議「捜査中だから」に「詭弁というか逃げ口上…政治家全体に言える」

[ 2021年11月10日 13:41 ]

若狭勝弁護士
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 元東京地検特捜部副部長で衆院議員の経験もある若狭勝弁護士(64)が10日、フジテレビ「めざまし8」(月~金曜前8・00)に出演。7月の東京都議選に当選直後、選挙期間中に無免許運転で当て逃げ事故を起こしていたことが分かった木下富美子都議について言及した。

 事故発覚後、体調不良を理由に本会議や委員会を全て欠席していた木下氏は9日に再選後初めて登庁。正副議長と面会し、辞職しない意向を説明した。面会後、報道陣の取材に応じ、赤いワンピース姿で「失われた信頼を回復するのは厳しい道だが、議員活動の中で応えていきたい」と涙目で語った。免許の再取得はせず、今後は車の運転をしないと意思を示し、無免許運転をした理由は「捜査の途中」として答えなかった。

 若狭氏は、「捜査中だから答えられないっていうのは政治家がよく逃げ口上で使いますけれど、これは政治家に関しては絶対にあり得ない」と指摘。そして「別に捜査中であっても、それだけ疑われる以上は政治家として説明責任というのはもっと大きなものがあるので。政治家はみんな使いますけどね、“今、捜査中だから”って」とし、「本人も事実を認めているんであれば、こういう席で政治家としてきちんと説明するのは当然のこと。それを捜査中だからどうのこうのっていうのは全く詭弁(きべん)というか逃げ口上。木下議員だけじゃなくて政治家全体に言える」と自身の見解を述べた。

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2021年11月10日のニュース