北斗晶 モデルナ製ワクチン2回目の接種を終え「あまり惑わされてもどうなのかなって」

[ 2021年8月31日 21:36 ]

北斗晶
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 元女子プロレスラーでタレントの北斗晶(54)が31日、火曜コメンテーターを務めるTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に生出演。新型コロナウイルスのワクチン接種についてコメントした。

 国内で使用の新型コロナワクチンは、同じ種類の製品を2回接種する前提で承認されている。製品を変えて2回接種する「交差接種」について海外では研究が始まっており、英オックスフォード大などのチームは、米ファイザー製と英アストラゼネカ製のワクチンを併用する研究を実施。6月に公表された結果では、ファイザー製とアストラ製のどちらを先に打っても、アストラ製を2回打った場合よりも、ウイルスに対抗する中和抗体について高い数値が得られ、特にアストラ製を先に打った方がより良い結果だった。免疫の効果が高まったとする報告がある一方、現状では有効性を含めたデータが不足しているとの声もある。

 「私としては交差接種、違う種類のものを1回1回打ったほうが効果が良いみたいな、こういうことを聞いてしまうと、そうなんだ!と思ったりしちゃう」と北斗。「私はモデルナワクチンを2回、打ち終わったんだけど、その前にネットとかテレビの情報ばかり見聞きしていて、すごく恐怖を感じていたの。実際に打った人に聞いても、『副反応があるからいろいろ準備しておいたほうが良い』とか『食べられない』と言われて…」と明かしつつ、「ところがどっこい。(接種後)熱は37度5分で終わって、腹減ってしょうがないだわ。だから副反応は人によるのよ。もちろん、研究者の方々が言っていることは分かるんだけど、あまり惑わされてもどうなのかな?って思ってしまう」とコメントした。

 ワクチン接種の判断は個人に委ねられているが、一部で接種しない人を否定するような事態も起きている。「私も過去に病気をしたから思うことなんだけど、打ちたくても打てない人がいるわけさ」と北斗。妊婦が身につける「マタニティマーク」や、外見からは分からない障がいや病気があることを示す「ヘルプマーク」などを例に挙げつつ、「『私は病気でどうしてもワクチン接種できないんです』ということを示すマークとかを考えてあげないと。接種していないから入りたくても入れないとか、やりたくても出来ないという人が今後、さらに増えてくるんじゃないかと思ってね」と私見を述べた。

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