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「おかえりモネ」効果も?気象予報士試験の申請者数増 8年ぶり4000人超 コロナ禍で資格全般に関心

[ 2021年8月31日 10:30 ]

連続テレビ小説「おかえりモネ」第71話。中継キャスターデビューを果たした百音(清原果耶)(C)NHK
Photo By 提供写真

 今月22日に行われた「令和3年度第1回(通算第56回)気象予報士試験」の受験申請者数が4117人だったことが31日までに分かった。4000人超えは2013年8月(第40回)の4112人以来、8年ぶり。申請者数の増加には、コロナ禍のため資格全般への関心が高まったことや、気象予報士のヒロインを描くNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の影響もあるとみられる。

 気象予報士は国家資格の1つ。学科試験は一般知識(大気の構造、降水過程など)と専門知識(観測の成果の利用、予想の精度の評価など)の2科目があり、マークシート形式。実技試験(局地的な気象の予報、台風などの緊急時における対応)は記述形式。年2回実施され、合格率は5%前後と狭き門として知られる。

 女優の清原果耶(19)がヒロインを務める「おかえりモネ」は朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

 百音は菅波(坂口健太郎)と猛勉強し、3回挑戦の末に合格。東京の気象情報会社「ウェザーエキスパーツ」に就職し、第71話(8月23日)、晴れてJテレの朝のニュース番組「あさキラッ」の中継キャスターデビューを果たした。

 気象予報士試験の申請者数は17年以降、3200~3300人で推移。昨年1月(第53回)が3463人、昨年8月(第54回)が3583人、今年1月が3656人と増加。この8月は4117人と8年ぶりに“大台”を突破した。

 気象業務支援センター試験部によると、申請者数増加の明確な要因は分からないというものの、コロナ禍により在宅時間が長くなったため勉強の時間が取れるようになり、手に職をつけたいと気象予報士に限らず資格全般に対する関心が高まっているという。それに加え、5月から朝ドラ「おかえりモネ」がスタート。今回の受験申請期間(6月14日~7月2日)に重なったことも影響したとみられる。

 合格発表は10月1日。申請者数のうち、実際に受験した人数も発表される。

 次回試験(第57回)は来年1月30日に実施される。

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