中村歌昇、中村隼人らが新型コロナ感染 歌舞伎座「九月大歌舞伎」第2部は6日まで上演中止

[ 2021年8月31日 16:41 ]

歌舞伎俳優の中村歌昇(左)と中村隼人
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 松竹は31日、9月2日に歌舞伎座で初日を迎える「九月大歌舞伎」の第2部出演者ら舞台関係者5人が新型コロナのPCR検査で陽性と確認されたと発表した。第2部は2日から6日まで上演中止となる。

 発表によると、陽性と確認されたのは第2部「近江源氏先陣館 盛綱陣屋」に出演予定だった歌舞伎俳優の中村歌昇(32)、中村隼人(27)を含む舞台関係者5人。9月興行に向けた定期的なPCR検査(対象者は644人)で判明した。第1部の舞台関係者2人、第3部の舞台関係者1人も陽性だったが、劇場内の該当箇所などの消毒を実施、客席や舞台、楽屋への影響はないと確認されたため、第1部と第3部については予定通り2日から上演するという。

 松竹は第2部の再開日程については「追ってお知らせいたします」とし、「専門家の指導に基づいて、念のため自主的な判断のもと、業務上の関わりのある周辺関係者は当面休養とし、今後の健康状態を見定めることで、より一層の安全確保に努めて、第2部の公演を実施する所存です」と説明している。

 歌昇は同公演で伊吹藤太役、隼人は信楽太郎役で出演予定だった。

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2021年8月31日のニュース