大阪の野外フェス「ハジマザ」中止発表 2年連続で…「今回は延期ではなく完全に中止」

[ 2021年8月31日 22:19 ]

 9月11、12日に大阪・泉大津市の泉大津フェニックスで開催予定だった野外音楽フェス「OSAKA HAZIKETEMAZARE FESTIVAL 2021」の中止が31日、公式サイトで発表された。

 同イベントには主催者のバンド「HEY-SMITH」のほか、MONGOL800、東京スカパラダイスオーケストラなどの出演が発表されていた。イベントは昨年も新型コロナウイルス禍で中止となっており、公式サイトでは「開催にむけて準備しておりましたが、2年連続でこのような結果となり申し訳ございません。延期ではなく中止になります。1日も早くこの状況が収束し、再会できる日を願っております」とコメントした。

 「HEY-SMITH」の猪狩秀平は自身のインスタグラムで「ギリギリの判断になって申し訳ないです」と謝罪し、「今回は延期ではなく完全に中止です」と説明。「去年のハジマザの延期から今年こそ!という思いで1年間やってきたんですけど、ダメでした」と無念の思いを吐露した。

 中止を決断した理由について「大阪が緊急事態宣言の対象地区になった事が大きいです。元々はキャパの50%の入場者の設定でこの1年間進めてたのですが、8月に入って人数制限のガイドラインが変わった事が1番の理由です」と説明。多くのチケット予約があったことに感謝を表し、「この状況下で開催するには全員が最高と思えるハジマザにしないとアカンという思いが強かったです。しかし、この状況下ではそれを叶えるのが難しいと判断しました」とした。

 イベント中止により、当日会場で販売を予定していたオフィシャルグッズの通信販売を公式サイトで31日から9月12日まで行うことも併せて発表しされた。

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2021年8月31日のニュース