15年半で…市村正親と篠原涼子が離婚 異例72歳の父親が親権の理由

[ 2021年7月25日 05:30 ]

市村正親と篠原涼子
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 俳優の市村正親(72)と女優の篠原涼子(47)が24日、離婚した。双方の所属事務所を通じて発表した。この日、都内の区役所に離婚届を提出したという。2005年12月に結婚し、約15年半での破局となった。

 長男(13)と次男(9)の親権は市村が持つ。市村は文書で「人生の先輩である私の強い希望で、親権は私が持つことを受け入れてくれました」と篠原との話し合いの経緯を説明した。慰謝料、財産分与はなし。この件の会見の予定もない。

 離婚の噂は1年前から流れていた。篠原が主演する日本テレビのドラマ「ハケンの品格」の撮影が始まった昨年から自宅マンションを出て、車で10分ほど離れた高級賃貸マンションで別居を開始。

 篠原の所属事務所はこの時「撮影で大勢と接することもあり、家族への新型コロナウイルス感染を防ぐ一時的なもの」と説明。同作の撮影が終わり次第別居を解消するとしていたが、ドラマ関係者の間では夫婦仲を心配する声が上がっていた。さらに、今年5月まで放送されたNHK連続テレビ小説「おちょやん」の大阪での撮影が終わっても別居生活が続いたことで「別居も1年になったが自宅に戻る気配がない。離婚も秒読みなのでは」と語る関係者もいた。

 離婚に至った理由を市村は「作品が続いたことで別居が基本のスタイルとなり、夫婦、親、互いに役者として、新たなカタチを考えるようになりました」とした。今後は「それぞれ役者として親として、新たなカタチのパートナーとなり子供を支えていきたい」とした。

 72歳の夫が、2人の子供が成人を迎えるまで10年以上ある中での離婚の判断。そうした疑問がわくのを篠原本人も分かっているのか「このような状況になったこと、なかなか理解しにくいかと思いますが」とあえて触れた上で「父の背中を見せて育てていきたいとの市村氏の希望と、父のようにたくましく育ってほしいとの私の願いが一致し、子供たちとも話をしまして決定しました」とつづった。大物俳優、女優の決断。今後の2人の活動に注目が集まる。

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