陸上は第1回大会から圧倒的に米国 全11種目中9種目を制す

[ 2021年7月25日 05:30 ]

第1回アテネ五輪・陸上100メートル決勝。ただ1人クラウチングスタートを披露した米国のバーク(左から2人目)が優勝した=1896年4月10日
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 【クイズ王・伊沢拓司の五輪の書(2)】さあ、競技が本格的に始まりました。24日に行われた競泳、体操、フェンシング、射撃、自転車、テニスは、1896年にギリシャ・アテネで開催された近代五輪第1回大会でも競技種目。この6つに陸上、レスリングを加えた8競技が近代五輪の出発点です。

 陸上は第1回大会でも花形競技でした。しかもいまと同じで米国が圧倒的に強く、全11種目中、9種目を制しました。人気の100メートルも米国のトーマス・バークという大学生が優勝。ただ一人、クラウチングスタートをしたことで注目を集めた選手でした。

 開催国のギリシャは、陸上で優勝がないまま最終日の“大会の華”マラソンを迎えました。25人が出場し、半分以上がギリシャの選手。国民の期待の中、羊飼いの青年スピリドン・ルイスが残り7キロでトップになり、そのまま競技場入り。興奮して貴賓席から飛び出したコンスタンチノス皇太子らに伴走されながら、2時間58分50秒のタイムで悲願の優勝を飾りました。今よりもだいぶのどかな光景ですね。

 今回のマラソン会場は東京ではなく札幌。沿道での応援自粛の要請が出ており誰も応援する人がいない中で42・195キロを走りきらなければなりません。我々は皇太子のような伴走こそできませんが、気持ちを添えるような応援で見守りましょう。

 ◇伊沢 拓司(いざわ・たくし)1994年(平6)5月16日生まれ、埼玉県出身の27歳。東大経済学部卒。開成高時代に全国高校クイズ選手権で史上初の個人2連覇。TBS「東大王」で人気に。19年、株式会社QuizKnockを設立しCEOに就任。

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