藤井聡太2冠、順位戦で無傷7連勝　単独首位キープ　年内の対局終了「いい一年になりました」

駒をそろえる藤井聡太2冠（日本将棋連盟提供）
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　将棋の藤井聡太2冠（18）は16日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた順位戦B級2組8回戦で野月浩貴八段（47）を下し、開幕以降無傷の7連勝で単独首位の座を守った。

　「常に難しいかなという印象。最後まで分かりませんでした」と話した藤井はB級1組への昇格争いで2番手の佐々木勇気七段（26）横山泰明七段（40）と1差をキープ。残り3局中2勝すれば昇級が決まるが「残りも今までどおり臨みたい」と自然体を強調した。

　この日で年内の対局は終了。棋聖、王位を連続奪取した20年を「いい経験になり、結果も残せた。いい一年になりました」と振り返った。