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山本尚範氏 医療機関向け補助金倍増に「今まで頑張ってきた看護師さんたちに対する補助もぜひ」

[ 2020年12月17日 17:41 ]

TBS社屋
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 名古屋大学医学部附属病院救急医局長で愛知県新型コロナウイルス感染症検証委員会専門委員の山本尚範氏が17日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。菅義偉首相が14日夜の新型コロナウイルス感染症対策本部で、コロナ患者を受け入れる医療機関に医師や看護師を派遣した際、派遣元の医療機関が受け取る補助金の額を倍増させることを明言したことに言及した。

 各地の医療機関では重症者向け病床が逼迫し、看護師の確保が喫緊の課題となっている。厚生労働省によると、医療体制整備などに活用できる都道府県向けの「緊急包括支援交付金」で、医師1人1時間当たり7550円、看護師らは同2760円を上限に派遣元の医療機関に国が補助している。これを倍増し医師は1万5100円、看護師らは5520円を上限とする。補助金は医師や看護師に直接交付されるのではなく、医療機関に入るため、都道府県への通知で処遇改善が目的だと明確化し、報酬の増額につなげるよう促す。

 山本氏は、「旭川や大阪の例を見ても看護師さんが足りないということを国民の皆さんにご理解いただけたと思う」とした上で、「彼ら彼女らは患者さんに密着してご家族に会えない中で付きっきりで防護服を着ながら必死に働いている。今回の補助金は、大阪の重症者センターとか新しい派遣の看護師さんに対する補助なんですが、今まで頑張ってきた看護師さんたちに対する補助もぜひ一緒にお考えいただきたいと思うんです」と訴えた。

 そして「上げていただくのは、皆さんの貴重な税金ですし、非常にありがたいのですが、これは派遣元に対する病院への補助なんですね。病院に対する補助と個人に対する給付ということを分けて考えていただければ。どちらも大切だと思うんですが、今失業者も多く、なかなか医療従事者だけっていうのも難しいとは思うんですが、看護師さんは集中治療室のドクターのアシスタントでは決してなく主役です」と指摘。医師は治療方針を決めることができるが、実際に患者さんの世話するのはすべてといっていいくらい看護師だと言い、「人工呼吸器やエクモに皆さん、目がいきますが、24時間のうちで人工呼吸器やエクモを導入する時間はわずか数十分。それを維持して褥そうができないようにチェックし、話を聞き、たんを吸って、何かあれば防護服を着て駆けつける。それを24時間、全国の看護師さんが頑張っている。その方々、今まで頑張ってきた方々にもぜひ手当を。強く強く思います」と強調した。

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