仲本工事「やっぱり志村けんは偉大」 志村さんATP賞受賞に感謝「誇りに思う」

[ 2020年10月22日 18:52 ]

「第36回ATP賞」授賞式で特別賞を受賞した志村けんさんの代理で出席した仲本工事
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 優れたテレビ番組などを表彰する「第36回ATP賞」(全日本テレビ番組製作社連盟主催)の授賞式が22日、都内で開かれた。新型コロナウイルスによる肺炎で3月29日に死去したタレント志村けんさん(享年70)に特別賞が贈られた。コント番組での長年の活躍をたたえ、主催者は「志村けんさんがいたからこそ出来た番組は数知れず。製作者に夢と希望を与えていただきありがとうございました」と感謝した。

 式にはザ・ドリフターズで活動をともにした仲本工事(79)が代理で出席。盾を受け取ると「やっぱり志村けんは偉大ですね。志村がいなかったら、このATP賞というものがあることを知らなかったです」とジョーク交りに話し、「こういう賞をいただけたことは、ドリフにとっても初めてのこと。誇りに思います」と喜んだ。

 現在、志村さんの故郷・東京都東村山市での銅像建立を目指すプロジェクトが進行中。仲本も支援しているが「(リーダーの)いかりや長介さんにはできなかったのに。志村は本当に幸せ者だと思います」と笑わせた。

 また、ATP賞の最優秀賞・ドラマ部門を「ドラマ24 コタキ兄弟と四苦八苦」、同情報・バラエティ部門を「オオカミちゃんには騙されない」、同ドキュメンタリー部門を「BSフジサンデースペシャル ザ・ノンフィクション特別編 おじさん、ありがとう~子供たちへ…熱血和尚の遺言~」が受賞した。この3作品の中から「BSフジ…」がグランプリに選ばれた。

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2020年10月22日のニュース