桂雀三郎 11・29独演会で1日6席に挑戦「最後に倒れるところを楽しみにして」

[ 2020年10月22日 15:18 ]

11月の独演会で1日6席にチャレンジする桂雀三郎
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 来年3月に芸歴50年を迎える三代目桂雀三郎(71)が11月29日に大阪・サンケイブリーゼで独演会を開催。22日、発表会見で「1日6席やるのは初めて。最後に倒れるところを楽しみにしてもらえれば」と意気込みを語り、笑わせた。

 1971年3月、龍谷大を中退して二代目桂枝雀に入門。師匠譲りの爆笑派として、さらに野太いしわがれ声による豪快な本格的実力派として知られる雀三郎。1999年9月に1日2席を25日間連続落語会で演じ、2007年には1日4席に挑戦。さらに集大成として、還暦記念の09年3月に1日2席平均で30日間連続落語会を敢行した。様々な難関に挑んだ大ベテランも1日6席は初めてとなる。

 お題は午前の部で「けんげしゃ茶屋」「胴乱の幸助」「口合小町」の3題。午後の部では「夢の革財布」「二番煎じ」「鬼の面」と1日6題に挑戦。中でも、今回演じることを楽しみにしているのが「口合小町」だ。「あまりやる人がいない、難しいネタ」と雀三郎は言う。

 新型コロナ禍で、高座に上がることがなくなり「4月から3カ月間は全く仕事がなかった。自宅近くの大阪城の辺りを散歩してた」と振り返った。ただ、師匠の枝雀さん譲りなのか「口合小町のネタをくって、ブツブツ言いながら歩いていた」と日々、稽古の虫に。「やっと自分の形ができてきた。持ちネタにしたい」と語った。

 来年3月4日、枝雀さんに入門して丸50年となる。当日は大阪・天満天神繁昌亭で記念の独演会を開催する予定だ。「目標?より面白い落語をやること。新しいネタや、ギャグを考えたり。まあ、枕でもよく定年がないと言ってますから。前を向いて、いつまでもやれるのが一番」と息の長い噺家として、笑いを届けたいところだ。

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