「共演NG」中井貴一“職業病”を告白「無機質なものに対しても」鈴木京香も驚き「能力じゃないですか」

[ 2020年10月22日 19:40 ]

連続ドラマ「共演NG」のオンライン記者会見に出席した中井貴一と鈴木京香(C)テレビ東京
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 俳優の中井貴一(59)と女優の鈴木京香(52)が22日、テレビ東京の連続ドラマ「共演NG」(26日スタート、月曜後10・00)のオンライン記者会見に出席した。

 「共演NG」という業界のタブーに切り込み、ドラマ制作の舞台裏を描く一大エンターテインメント。25年前に破局し、共演NGとなった実力派大物俳優・遠山英二(中井)と人気女優・大園瞳(鈴木)を中心に、大人のラブコメディーが展開される。

 中井は6年ぶりの民放連ドラ出演、テレ東連ドラは初主演。企画・原作はヒットメーカーの秋元康氏(62)。脚本・演出は「モテキ」「まほろ駅前番外地」などの大根仁監督(51)、放送作家の樋口卓治氏(56)も脚本を務める。

 業界ものだけに「思わずやってしまう役者あるある、職業病は?」の質問に、中井は「今、自分の前にパソコンがあるじゃないですか。自分がパソコンだったらと考えることがあります。無機質なものに対しても、自分がその役をやるんだったらと、自分を投影するクセがあるんです。時々海に行くと、海に浮かんでいるブイを自分がやるとしたら、どうなるんだと思って見ていると、ブイからの景色が見えてくる。その中には僕も映っている。そういうクセがあります」と告白。鈴木は「それはクセじゃなく、能力じゃないですか」と驚いた。

 中井は「たぶん、この職業じゃなかったら、そんなことは考えなかったと思いますけど」。鈴木は「カメラがこっちを向いていると、スッと気取っちゃいます。もしかして、私、背景に入っているかしら?と思ったら、スッと」と笑いを誘った。

 コメディーと銘打つが、中井は「一番気に入っているのはキュンとするシーン。いろいろな経験をしてきた男と女がどういうふうに再び出会い、これからの人生を歩んでいくのか。キュンの方を強く感じていただけるように、対比が出るようにコメディーを演じることに演じることに重点を置きました。50代になってももう1回、恋をしたいと思っていただけると、うれしいと思います。まだ人生、ここから恋ができるんだ、と」と力を込めた。

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