唯一支配下で1軍登板なしの日本ハム・ガント フェニックスLで来日初登板「来年もチームに戻りたい」

[ 2022年10月30日 19:07 ]

フェニックス・リーグ、四国ILplus選抜戦で来日初登板を果たした日本ハム・ガント
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 右肘じん帯炎症のため今季支配下選手で唯一1軍出場がなかった日本ハム・ガントが、みやざきフェニックス・リーグ、四国IL選抜戦で来日初登板した。

 先発して最速は150キロを記録し、1回2安打1失点、1四球。昨年9月以来の実戦登板とあり、2盗塁を許して1暴投もあったが「ちょっと緊張したけど、最初1球投げたらちょっと気持ちが戻ってきた。コマンド(制球)はそこそこ。一番良かったのはチェンジアップ。カッターは2球投げたけどあまり感覚は良くなかった。今の状態なら100%に近い」と振り返った。

 先発の柱として期待された推定年俸2億4000万円の右腕は、支配下選手で唯一1軍出場なしに終わった今季を振り返り「今年に関しては本当に申し訳ないです」と謝罪した。今後は米国に戻ってリハビリを継続する予定で、来季に向けては「チームに戻りたいけど、あとはチームの判断です」と残留を希望した。

 来年3月に開場するエスコンフィールド北海道についても「今まで見たいことがないくらい美しい球場だし、ぜひマウンドで投げたいです。NPBの他球団の球場は天然芝の球場が少ないから、天然芝の球場でできるのを楽しみにしている。来年たくさんのファンの前でいいピッチングをする姿を見せたいです」と話した。

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2022年10月30日のニュース