FA権取得のDeNA嶺井「野球人生は長いので、まだ決断はしてない」

[ 2022年10月30日 17:02 ]

秋季練習でキャッチボールするDeNA嶺井
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 今季、国内フリーエージェント(FA)権を取得したDeNA・嶺井博希捕手(31)は30日、FA権行使について引き続き熟考中と明かした。横須賀市内の2軍練習施設「DOCK」での秋季練習後、取材に「球団と話はしているので、まだ急ぐことはないかなと思っています。野球人生は長いので、まだ決断はしてない」と明かした。

 シーズン終了後、球団側と会談しており、来季以降の契約などについては聞いているという。その上で今後の身の身の振り方について結論は出していない。

 FA権行使については、日本シリーズ終了翌日から土・日・祝日を除く7日間以内に宣言することが定められている。日本シリーズの行方次第では、早ければ月曜日から宣言することができる。一度FA宣言すれば、所属球団を含め、交渉を希望する他球団と話し合いのテーブルにつくことが可能だ。

 嶺井は「自分なんか全然、取り上げなくていいのにと思います」と話すと「練習がきつすぎて全然、ゆっくり考えることができていない」と苦笑いした。

 この日はランニング、守備、打撃練習などで汗を流すと10キロの重りを仕込んだベストを着用してロングティーを敢行。「いろいろ刺激を入れながら、自分のスイングをしっかりしていこうと…。刺激が入った分、新しい気づきがあるんで、そういうのを打撃に生かせればなと思います」と話した。

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2022年10月30日のニュース