ヤクルト・マクガフ また失策から失点 高津監督は起用法を「考えたい」

[ 2022年10月30日 04:58 ]

SMBC日本シリーズ第6戦   ヤクルト0―3オリックス ( 2022年10月29日    神宮 )

<ヤ・オ>9回無死一塁、紅林のバントをさばいたマクガフは一塁へ悪送球。追加点を許す(撮影・大森 寛明)
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 ヤクルトの守護神マクガフがまたも自身の失策から崩れた。

 0―1の9回、先頭の安達に右前打。続く紅林の犠打を一塁に悪送球し、一塁走者の生還を許した。マクガフは第5戦でも1点リードの9回に一塁への悪送球で同点。その後に吉田正にサヨナラ2ランを浴びた。同一シリーズでの投手の2失策はワーストタイだ。

 この日も2失点し、2死一塁の場面で降板。イニング途中での交代はレギュラーシーズンで一度しかなかった。「一生懸命やっている中でのプレー」とした高津監督は、今後の起用法については「今から考えたい。彼への信頼は変わらない」とした。

 ○…マクガフ(ヤ)が第5戦に続き9回一塁に悪送球(記録は犠打失策)。1シリーズで投手の2失策は63年宮田征典(巨)、87年桑田真澄(巨)、99年野口茂樹(中)に次いで23年ぶり4人目。ヤクルトでは初めてで2試合連続も初。

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2022年10月30日のニュース