悔し涙の高津監督「負けたことがダメじゃない」「ただ、絶対忘れちゃいかん、今の心境」
SMBC日本シリーズ2022第7戦 ヤクルト4―5オリックス ( 2022年10月30日 神宮 )
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2年連続4度目の顔合わせとなった「SMBC日本シリーズ2022」は30日、神宮球場で第7戦が行われ、セ・リーグ優勝チームのヤクルトは0―5で迎えた8回に村上の適時打とオスナの2号3ランで1点差まで迫ったものの惜敗。2勝1分けの好発進から4連敗を喫し、球団史上初となる2年連続日本一達成を逃した。昨年ヤクルトに2勝4敗で敗れたオリックスが4勝2敗1分けで1996年以来26年ぶり5度目の日本一に輝いている。
2年連続セ・リーグ最下位からチームを2年連続リーグ制覇に導くも、日本一を逃したヤクルトの高津臣吾監督(53)は試合後、目を真っ赤にして男泣き。最後まで諦めずに応援してくれたヤクルトファンの前にナインとともに姿を現し、感謝をこめて無言で挨拶すると、人目もはばからず涙を流した。
試合後、高津監督との一問一答は以下の通り。
――粘りを見せてくれた。
「うーん…。まあ…、うーん…。やっぱ悔しいね、うん。去年勝てて、まあオリックスは、同じ相手で、まあ彼らは去年こういう気分だったのかなと。この悔しさは絶対忘れちゃいけないなと思いました」
――ライトスタンドにあいさつ。グラウンドを歩いている時の心境は。
「まあ今年一年、たくさんお客さん入っていただいて、この時期まで、試合ができたことは凄く素晴らしいことだと思いますし、本当に常に満員の中でね、まあ僕は監督になって初めてですけど、満員の中で試合ができたことは凄く幸せに思いました。最後勝ってね、終わるところを見せたかったんですけど。ちょっとそれが…(声を詰まらす)まあ、かなわなくて…。申し訳ないなと思っています」
――選手たちは精一杯最後まで戦った。彼らへの思いは。
「まあ思い返せば苦しいことばかりで、弱音も吐かずに選手たちはよく頑張ってくれたと思います。ホントにしんどい時も歯を食いしばって声かけながら乗り切った2022年だと思ってますし。まあ今日負けましたけど。勝てなかったのは残念ですけど、負けたことがダメじゃない。ここまでこれたことが素晴らしいと思っているので。選手を称えたいと思います。ほめたいと思います」
――村上もコロナ期間中も一人で頑張った。今年一年は。
「それぞれみんなしんどい思いしてね、今日というか、このシリーズ勝って一番になることを目指して2月1日から頑張ってきたんですけどね。まあ最後にこの目標はかなわなかったですけども、ここまで頑張ってきたことは決してなくなるものではないと思いますし、この先、来年以降、まだ野球人生は続くわけでね。この一年を踏み台というか、いい思い出にしてはいけないのかもしれないですけど、悔しさを持ってまた人として野球人として大きく成長してほしいなと思います」
――最後に中嶋監督のもとにもいったが、どのような声を。
「去年と同じ対戦になって凄くいいチームをつくられたと思います。僕は同級生、同い年で、昔からよく知ってるわけではないですけども、まあ会えばしゃべる間柄だったので。今年の対戦も凄く楽しみにしてたんですけど。去年とはちょっと違うチームをつくりあげてきましたし、見習うところはたくさんあるなと思いました」
――来年以降の話をすれば、多くの若手が経験できた。
「そうですね。若い選手もたくさん出ましたし、昨年とはまた違った結果になりましたし、ちょっと繰り返しになりますけど、今後の野球人生においてもすごく大きなこの一年だったねと将来言えるように、これをステップの年としてほしいと思います。来年以降に、この難しかった一年を、最後悔しい思いをしたこの気持ちを大事に成長していってほしいなと思います」
――悔しい思いを経験できたという意味で、プラスになることはあるか。
「それはちょっと個々で考えたらいいのかなと思います。ただ、絶対忘れちゃいかん、今の心境だと思います」
――秋季キャンプなど、若手を鍛えてまた来年こういう場に立たせるところもまた、チームとしてやっていくところだと思う。
「本当によく頑張ったなと思う部分と、もっともっとまだまだだなと思うところと、二つあります。きょう、全てが終わったので1回リセットして、また次に向かっていきたいと思います」
――2年連続日本一、野村監督もなしえなかった2年連続日本一というところを背負ってやってきた。そこへの思いは。
「うーん、まあやっぱり、シーズン中もずっと言ってきましたけど勝ちたかったです。どんな試合もそうだし、もちろんあり得ないけど、全試合勝ちたいと思ってグラウンドに立っていました。それはきょうも変わらず思っていたところだったんですけど、(声を震わせて)かなわなかったですね」
――監督自身の悔しさは連覇を逃したこと?勝たせてあげられなかったこと?
「一番は勝たせてあげたかったなと思いましたね」
――8回、5点差をつけられながら追い上げた。粘りの姿勢。
「つなぎだったり、粘りだったり、あとひと踏ん張りだったりというところはずっと強調してきた今年のチームだったので、まあ1点届かなかったですけど、中盤のリリーフから終盤の追い上げというところは凄く良く出来たのかなと思います。今年の野球を、スワローズを象徴していた後半だったのかなと思います」
――塩見は守備の乱れがあったが、その後、ヒットで出塁して、彼の思いもあった。シリーズ通して成長があったと思うが。
「そうですね。成長しなきゃいけないですね。うまくいくことばかりじゃないですし、ミスもあって当然の野球だと思っていますけど、だから本当に、本当に強いチームをつくるならミスを少なくしていかないといけないと思いますし。えー、今の気持ちを大事にしなきゃいけないなと思いますね」
――日本一を奪い返す、2023年はそういうシーズンになる。
「強いチームをつくりたいとは思います」
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