【Wシリーズ舞台裏】チケット高騰も…フィラデルフィアは興奮

[ 2022年10月30日 04:51 ]

熱狂的フィリーズファンのメリー・ジーン・フェイさん(右、撮影・奥田秀樹通信員)
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 ワールドシリーズ(WS)進出が直近6年間で4度目のアストロズと、09年以来13年ぶりのフィリーズではファンの“熱さ”に開きがあり、それはチケット再販サイト大手「スタブハブ」の値段に如実に表れる。

 ヒューストンでの第1、2戦の値段は平均で1500ドル(約22万500円)以下だが、フィラデルフィアでの第3、4戦は同3200ドル(約47万400円)と2倍以上。16年に108年ぶりにWSを制したカブスの本拠地試合に次ぎ、2番目に高騰しているという。

 生まれも育ちもフィラデルフィアで熱狂的フ軍ファンのメリー・ジーン・フェイさん(65)は彼氏とともに観戦。飛行機代、ホテル代も含め2人で計1万3000ドル(約191万1000円)かかったが「フ軍が出場したWSは少なくとも1試合は球場で見た。ただ、全て本拠地だったから一度は敵地に乗り込んでみたかった」とうれしそうに語った。

 「予想は4勝2敗でフ軍が世界一」とフェイさん。そうなれば第6戦は再びヒューストン開催で、再訪の可能性を問われると「MAYBE(かもね)」と笑った。(奥田秀樹通信員)

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2022年10月30日のニュース