アストロズ WS8度目先発バーランダーまた勝てず「99%はリードを保つ自信があるが、今日は違った」

[ 2022年10月30日 04:52 ]

ワールドシリーズ第1戦   アストロズ5―6フィリーズ ( 2022年10月28日    ヒューストン )

ワールドシリーズ8回目の先発でも勝利投手になれなかったアストロズのバーランダー(AP)
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 今季サイ・ヤング賞最有力のアストロズのエース右腕バーランダーは、WS通算8度目の先発でも初白星を手にできなかった。

 4、5回に失点を重ね「5点のリードを守れずがっかりしている。99%はリードを保つ自信があるが、今日は違った」。この日は自身に勝敗はつかなかったが、WS通算成績は0勝6敗。防御率6.07は、30イニング以上投げた投手では歴代ワーストの屈辱となった。

 チームは今ポストシーズン8戦目で初黒星。ベーカー監督は「バーランダーは4回以降、変化球でいくつかミスをした。低めに集められなかった」と振り返った。

 《3安打4打点タッカー2発も空砲》来年3月のWBCに米国代表の一員として出場するアストロズの5番タッカーが、2本塁打を含む3安打4打点の活躍にも「試合に勝ちたかった。うまくいかなかった」と肩を落とした。15年ドラフト1巡目(全体5番目)で入団し、昨季から2年連続30本塁打をマークした25歳の外野手。米国代表ではトラウト(エンゼルス)、ハーパー(フィリーズ)、ベッツ(ドジャース)の豪華メンバーと定位置を争う。

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2022年10月30日のニュース