悔し涙の高津監督 8回は粘りを見せた…の問いに20秒ほど沈黙「やっぱり悔しいね」

[ 2022年10月30日 22:44 ]

SMBC日本シリーズ2022第7戦   ヤクルト4―5オリックス ( 2022年10月30日    神宮 )

<ヤ・オ>スタンドに向かってあいさつを終え、涙を拭いながら引き揚げる高津監督(撮影・島崎忠彦)
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 2年連続4度目の顔合わせとなった「SMBC日本シリーズ2022」は30日、神宮球場で第7戦が行われ、セ・リーグ優勝チームのヤクルトは0―5で迎えた8回に村上の適時打とオスナの2号3ランで1点差まで迫ったものの惜敗。2勝1分けの好発進から4連敗を喫し、球団史上初となる2年連続日本一達成を逃した。昨年ヤクルトに2勝4敗で敗れたオリックスが4勝2敗1分けで1996年以来26年ぶり5度目の日本一に輝いている。

 2年連続セ・リーグ最下位からチームを2年連続リーグ制覇に導くも、日本一を逃したヤクルトの高津臣吾監督(53)は試合後、目を真っ赤にして男泣き。最後まで諦めずに応援してくれたヤクルトファンの前にナインとともに姿を現し、感謝をこめて無言で挨拶すると、人目もはばからず涙を流した。

 その後、報道陣の取材に応じ、最初に「8回は粘りを見せた」と問われると、20秒ほど沈黙。それから「うーん、やっぱり悔しいね。去年、勝てて、オリックスは同じ相手で。彼らは去年こういう気分だったのかなと。この悔しさは絶対忘れちゃいけないなと思いました」と振り絞るように話していた。

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