ヤクルト、36年ぶり第8戦に持ち込めるか 15打席連続無安打の山田が3番 2番にはキブレハン

[ 2022年10月30日 17:57 ]

SMBC日本シリーズ2022第7戦   ヤクルト―オリックス ( 2022年10月30日    神宮 )

ヤクルト・キブレハン
Photo By 代表撮影

 2年連続4度目の顔合わせとなった「SMBC日本シリーズ2022」(7試合制)は30日、神宮球場で第7戦が行われる。

 セ・リーグ優勝チームのヤクルトは無傷の2勝1分けスタートから3連敗を喫してオリックスに王手をかけられ、もう後がない一戦。だが、この日の第7戦で勝利を収めると球団史上初となる2年連続日本一に逆王手がかかり、日本シリーズは西武と広島が戦った1986年以来36年ぶり2度目となる第8戦(31日午後6時半、神宮)に突入する。

 午後6時半の試合開始に先立って先発メンバーが発表され、15打席連続無安打中の主将・山田は“定位置”の「3番・二塁」で先発出場。1番に入った25日の第3戦(京セラD)では決勝3ランを含む2安打を放ったが、3番ではここまで19打席無安打となっている。レギュラーシーズンで日本選手新記録となる56本塁打を放つなど史上最年少で令和初の3冠王に輝いた主砲・村上も13打席連続無安打中だが、不動の「4番・三塁」に入った。「2番・左翼」にはこれまでの山崎、青木ではなくキブレハンが入っている。

 ヤクルトの予告先発投手はレギュラーシーズンでチーム最多タイの9勝を挙げたサイスニード。来日2年目で日本シリーズ初登板となった23日の第2戦(神宮)では4回6安打2失点(自責1)と粘投したが打線の援護に恵まれず、チームは5時間3分に及ぶ延長12回の死闘の末、3―3で引き分けている。

 両チームの先発メンバーは以下の通り。

 【先攻・オリックス】
1番・一塁 太田
2番・三塁 宗
3番・中堅 中川圭
4番・左翼 吉田正
5番・右翼 杉本
6番・二塁 安達
7番・遊撃 紅林
8番・捕手 伏見
9番・投手 宮城

 【後攻・ヤクルト】
1番・中堅・塩見
2番・左翼 キブレハン
3番・二塁 山田
4番・三塁 村上
5番・一塁 オスナ
6番・捕手 中村
7番・右翼 サンタナ
8番・遊撃 長岡
9番・投手 サイスニード

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