オリ96年日本一戦士・藤井康雄氏「誇りに思ってほしい」

[ 2022年10月30日 22:14 ]

SMBC日本シリーズ2022第7戦   オリックス5-4ヤクルト ( 2022年10月30日    神宮 )

藤井康雄氏

 中軸を打ち、96年の日本一に貢献した前阪神コーチの藤井康雄氏(60)は神戸の自宅でテレビ観戦。「日本一を味わえるのは1チームだけ。誇りに思ってほしいですね。おめでとうございます」と後輩たちの活躍を称えた。

 26年前の日本一は、阪神淡路大震災の95年から連覇して2度目のチャレンジでの頂点。「2年越しで神戸のファンに優勝を届けようと頑張った。地元で巨人を破ったのが一番の思い出」と振り返った。今回の日本一について「長打力あるヤクルト打線、特に村上選手を要所で抑えたのが勝因」と阪神コーチとして戦ったペナントレースを思い、「中継ぎ陣の踏ん張りが大きかった」と指摘した。

 これで78年阪急、オリックスでの2度、さらに01年近鉄バファローズと計4度跳ね返されてきたヤクルトを倒しての日本一。「ようやくヤクルトにやり返してくれましたね」と後輩たちをねぎらっていた。

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2022年10月30日のニュース