オリ・宮城 2つの初体験 神宮登板 中4日「体はめちゃめちゃ元気なので、準備はできています」

[ 2022年10月30日 05:00 ]

SMBC日本シリーズ2022第6戦   オリックス3-0ヤクルト ( 2022年10月29日    神宮 )

<ヤ・オ>試合前、キャッチボールする宮城(撮影・沢田 明徳)
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 オリックスは第7戦に宮城を予告先発した。25日の第3戦は5回1/3で89球を投げ、山田に3ランを被弾するなど3失点で敗戦投手。大一番を翌日に控えた練習では三塁ファウルゾーンにあるブルペンで約20球の最終調整に努め、「腕を振っていきたい。今からもう緊張しています」と心境を率直に明かした。

 プロ初の中4日登板。「体はめちゃめちゃ元気なので、いつもより2日間短いですが、準備はできています」。中5日でさえ3年間で一度しか経験していないが、結果は悪くない。今年9月12日の楽天戦で6回112球、5失点で敗戦投手になった後、同18日のソフトバンク戦で5回まで90球で無失点に抑えて勝利投手になった。

 神宮球場の登板もプロでは一度もない。傾斜が低く打席が高く見えるマウンドを不得手とする投手は多い。宮城もレギュラーシーズンでは山本に次ぐ11勝(8敗)を挙げてCSファイナルSでは第2戦を任されながら、今シリーズは京セラドームの第3戦に回った経緯がある。「目線が違う感じだと聞いていますが、それを踏まえて確かめながら投げたい」。2つの初体験を乗り越え、大一番で快投できるか、注目が集まる。

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2022年10月30日のニュース