山田哲人は19打席連続無安打で悔しい敗退 今シリーズの打率は・083 3番では20打数ノーヒット

[ 2022年10月30日 23:20 ]

SMBC日本シリーズ2022第7戦   ヤクルト4―5オリックス ( 2022年10月30日    神宮 )

<ヤ・オ>6回、出塁するも生還できず、うつむく山田(撮影・尾崎 有希)
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 ヤクルトのキャプテン、山田哲人内野手(30)にとってはひと際悔しさの残る日本シリーズ敗退となった。

 第2戦(神宮)まで10打席9打数無安打5三振と打撃不振。25日の第3戦(京セラD)では「1番・二塁」に打順変更され、開幕から12打席目となった3回に待望の初安打を放つと、5回には先制そして決勝の1号3ランを放ってチームを無傷の2連勝(1分け挟む)へと導いた。

 だが、“定位置”である「3番・二塁」に戻った翌26日の第4戦では3回に四球を選んだものの3打数無安打。27日の第5戦でも2四球を選んだものの3打数無安打、29日の第6戦でも2四球を選んだものの2打数無安打に終わり、再び15打席連続無安打となっていた。日本シリーズの打率は試合前までの6試合で・095(21打数2安打)。第7戦でなんとか打って西武と広島が戦った1986年以来36年ぶり2度目となる第8戦に持ち込みたいところだったが、この日も6回に四球を選んだものの3打数無安打で、19打席連続無安打のまま日本シリーズ終了となった。

 今シリーズの打撃成績は打率・083(24打数2安打)、1本塁打、3打点。第3戦で放った3ランは大杉勝男、池山隆寛の4本を上回って球団単独最多となる日本シリーズ通算5本目だったが、結局、3番では20打数無安打だった。

 【山田哲人の2022年ポストシーズン全打席】
12日 阪神戦 四球、四球、空三振、中飛
13日 阪神戦 四球、二飛、左2、四球、一邪飛
14日 阪神戦 中2
※6打数2安打、0本、1打点

22日 オリックス戦 空三振、空三振、空三振、空三振
23日 オリックス戦 四球、空三振、遊併打、三邪飛、中飛、一邪飛
25日 オリックス戦 三ゴ、二安、左本、四球、三ゴ
26日 オリックス戦 三邪飛、四球、見三振、中飛
27日 オリックス戦 四球、遊飛、四球、中飛、遊ゴ
29日 オリックス戦 右飛、四球、四球、左飛
30日 オリックス戦 遊ゴ、空三振、四球、空三振
※24打数2安打、1本塁打、3打点

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