ヤクルト塩見まさか…痛恨の後逸 満塁の走者に全員ホーム生還許す サイスニードKO

[ 2022年10月30日 20:08 ]

SMBC日本シリーズ2022第7戦   ヤクルト―オリックス ( 2022年10月30日    神宮 )

<ヤ・オ>5回、杉本の打球を塩見が後逸する (撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 ヤクルトの塩見泰隆外野手(29)がオリックスに王手をかけられ、もう後がない日本シリーズ第7戦(神宮)で満塁の走者を一掃する痛恨の3点適時失策を犯した。

 「1番・中堅」で先発出場。0―1で迎えた5回だった。先発右腕・サイスニードが2死満塁から4番・吉田正に押し出し死球を与えて0―2となった後、5番・杉本が放った打球が左中間へ飛んだ。

 塩見は俊足を飛ばして打球に追いつき、捕球体勢に入ったが、次の瞬間、まさかの後逸。打球が左中間に転がる間にオリックスの満塁の走者が全員ホームを踏み、サイスニードは0―5となったここで降板となった。

 塩見は第2戦までの「1番・中堅」から「3番・中堅」に打順変更となった25日の第3戦(京セラD)では日本シリーズタイ記録となる2打席連続死球を受けるなど、今シリーズ初のノーヒット。だが、26日の第4戦で再び“定位置”の1番に戻ると、5回の三塁打を含む4打数2安打と活躍した。試合前までの6試合で打率・391(23打数9安打)。第5戦までチームトップだったオスナの・385(26打数10安打)をついに抜き、守備や走塁など攻守で活躍していた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年10月30日のニュース