ヤクルト村上宗隆 悔しさ胸にさらなる飛躍へ 胴上げ見届ける姿に「もっと強くなる」「偉いな」ファンも涙

[ 2022年10月30日 22:12 ]

SMBC日本シリーズ2022第7戦   ヤクルト4―5オリックス ( 2022年10月30日    神宮 )

<ヤ・オ(7)>悔し気な表情でファンへのあいさつに向かう村上(中央)(撮影・北條 貴史)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が30日、オリックスとの日本シリーズ第7戦に「4番・三塁」で先発出場。8回に今シリーズ17打席ぶりの安打を放つなど4打数1安打1打点だった。チームは終盤に1点差に詰め寄るも、2年連続7度目の日本一を逃した。

 第1、2打席は、オリックス先発・宮城の前に見逃し三振と投ゴロ。第3打席は、2番手・宇田川の前に見逃し三振に倒れた。

 しかし、8回1死一、二塁で迎えた第4打席にはオリックス3番手・山﨑颯が2ボール1ストライクから投じた150キロ直球をはじき返し、右前適時打をマーク。25日の第3戦以来、17打席ぶりとなる安打となった。続くオスナが左翼スタンドに飛び込む3ラン放ち、この回一挙4得点。1点差に追いつき、流れをものにしたかと思われたが日本一には惜しくも届かなかった。

 試合終了後、本拠地・神宮のマウンドで行われたオリックスの胴上げを村上はベンチから静かに見届けた。一連の行動にネット上では「きっともっと強くなる」「偉いな、村上くん」「村上が胴上げ見届けてたな」「胸にこの悔しさ刻み込むんだ」「来年もヤクルトスワローズは強くなりますね!」「悔しかっただろな…」と主砲を鼓舞する声が多くあがっていた。

【村上の今回の日本シリーズ打席結果】※()数字は打点
22日第1戦 四球、一ゴ、右飛、右中本(1)
23日第2戦 二ゴ、右安、見三振、遊飛、一ゴ、空三振
25日第3戦 投ゴ、一ゴ、左2、四球(1)、右中2(2)
26日第4戦 二ゴ、空三振、四球、左飛
27日第5戦 空三振、遊ゴロ、一ゴロ、四球、見三振
29日第6戦 一飛、四球、四球、空三振
30日第7戦 見三振、投ゴロ、見三振、右前適時打
 

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