オリックス　2日連続円陣で“アレ”発言　ラオウ杉本が「勝てばアレなんで。お祭り騒ぎで」

SMBC日本シリーズ2022第7戦   オリックスーヤクルト （ 2022年10月30日    神宮 ）

＜ヤ・オ＞試合前の円陣で声出しする杉本（撮影・島崎忠彦）
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　オリックスの杉本裕太郎外野手（31）が、2日連続で試合前の円陣を盛り上げた。

　「こんにちは。みんな思っていることを言います」と始めた杉本は、「今日、絶対に終わらそう。絶対にみんな思っているでしょう。もうラストなんで、どんちゃん騒ぎで。きょう勝てば、いよいよアレなんで。お祭り騒ぎで初回からガンガン攻めていきましょう。さあ、いこう！」と叫んだ。

　「アレ」は前日の試合前円陣でも杉本が発した言葉で、阪神・岡田監督が就任した際に「優勝」を「アレ」と発言して、話題を呼んだフレーズを真似たもの。岡田監督は2010年から3年間、オリックスで指揮を執っており、「アレ」が生まれたのは、2010年の交流戦で優勝が近づいた際に選手に重圧を掛けないためにも「アレ」などと使い、その後、オリックスは交流戦V。オリックスにとっては縁起の良いフレーズでもあった。

　その一言でチームの士気を高めると、前日にはヤクルトに3－0で完封勝ちし、日本一へ王手。26年ぶりの日本一へ「アレ」連発で士気を高めた。