落合博満氏 オリックス救援陣に「ここまでしっかりしているとは思わなかった」と脱帽

[ 2022年10月30日 23:24 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が30日、NHK「サンデースポーツ」(後9・50)に出演。オリックスがヤクルトを下して、26年ぶり5度目の日本一に輝いた第7戦について解説した。

 オリックスの日本一の要因について「やっぱり中継ぎ陣でしょう。開幕前からヤクルトの打線とオリックスの投手陣がどういう戦い方するのかと見てましたけど、ここまで(オリックスの)中継ぎ陣がしっかりしているとは思ってなかった」と率直な印象を口にした。

 特に宇田川、山崎颯、ワゲスパックの3人について「3人とも背が大きくて、真上から投げてくる特長があって。結構ヤクルトの選手は高めのボール球を振る。だから、上から放ってくるから、ストライクゾーンの高低差が非常に分かりずらいというものがあってね。それでここまで高めを振る。どうやっても目線が手の上に来ちゃうので」と話した。

 長身で上から投げ下ろす投手の対策については「目線を下にさげて、上目遣いでボールの出どころを見るということしか(対策はない)。手の出どころに合わせると(目線だけでなく)肩まで上がっちゃう。そうすると、より一層高めのボールを振りやすくなるので。あとはストライクゾーンをどうやって低く(目付けを)するかということなんですけどね」と話していた。

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