中田翔 巨人の「第91代4番」1号!「いい感触」確信歩き完璧14号2ラン 今季5度目猛打賞も5位転落

[ 2022年8月12日 19:25 ]

セ・リーグ   巨人5―6広島 ( 2022年8月12日    東京D )

<巨・広>3回、2ランを放った中田は丸とタッチを交わす(撮影・河野 光希)
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 巨人の中田翔内野手(33)が広島戦(東京D)に「4番・一塁」で先発出場。3回に巨人移籍後初となる4番弾を放った。

 「丸のタイムリーで良い流れで打席に入ることができました。いい感触で打つことができました」

 前日11日に移籍後初、巨人「第91代」4番に座った中田。3回に相手先発・大瀬良の初球137キロのカットボールを捉えると、打球を見上げ確信歩き。左中間スタンドに突き刺さる第91代4番1号となる14号2ランでリードを3点に広げた。

 10日の中日戦(バンテリンD)で9回に放った劇的な一発以来2戦ぶりとなる本塁打。巨人の4番として初めて打った会心の一発に、丸と雄叫びを上げながら肘タッチを交わし、ベンチの祝福に笑顔がはじけた。

 試合は初回に先発・堀田がいきなり2点を失ったものの、その裏に丸が22号2ランを放ち同点に。そして3回の中田の本塁打直前には丸が中前適時打を放ち勝ち越した。丸は「追い込まれていたので(中田)翔につなぐ気持ちで食らいついていきました。勝ち越せて良かったです」と語った。

 中田は5回に中前打、8回には左前打を放ち10日の中日戦(バンテリンD)以来となる今季5度目の猛打賞。しかし、試合は5回に先発・堀田が2失点し4回1/3を4失点で降板。1点リードの8回には5番手・平内が2失点で逆転を許し連勝は2でストップし、再び5位に転落した。

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