富島 春夏通じて3度目も遠い甲子園1勝 5失点の日高「課題見つかった」悔しさはプロへの糧に

[ 2022年8月12日 04:01 ]

第104回全国高校野球選手権第6日・2回戦   富島0―5下関国際 ( 2022年8月11日    甲子園 )

<富島・下関国際>初戦敗退に終わった富島ナイン(撮影・後藤 大輝)
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 富島は春夏通じて3度目の出場で初勝利はならなかった。プロ注目の最速148キロ右腕、日高暖己(あつみ)は9回、162球を投げて13安打5失点と打ち込まれた。「追い込んでからの決め球だったり、課題が多く見つかった」と声を落とした。

 初回に先制されるも2回以降は立ち直って好投。痛かったのは6回だ。四球で走者を出し、連打を浴びて追加点を許した。「3人で終わりたかった。流れが変わったのかなと思う」と悔やんだ。

 以前は感情の起伏が激しく、味方が失策すると態度に表していたが、「自分が抑えればミスはなくなる」と考え方を変えて精神面が成長した。浜田登監督は「淡々と投げている姿に成長を感じた」と話した。

 今後はプロ志望届を提出する予定。この悔しさを上のステージで活躍するための糧にする。

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2022年8月12日のニュース