カブス鈴木誠也 日本人選手初「フィールド・オブ…ゲーム」安打!トウモロコシ畑の中で先制二塁打

[ 2022年8月12日 08:27 ]

フィールド・オブ・ドリームス・ゲーム   カブス4―2レッズ ( 2022年8月11日    アイオワ州ダイアーズビル )

<レッズ・カブス>初回2死一塁から先制の左中間適時二塁打を放った鈴木(AP)
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 1989年公開の映画「フィールド・オブ・ドリームス」のロケ地となったアイオワ州ダイアーズビル(イリノイ州シカゴの西200キロ)で11日(日本時間12日)、フィールド・オブ・ドリームス・ゲーム第2弾としてレッズ対カブス戦が行われ、カブスの鈴木誠也外野手(27)は「4番・右翼」で、日本人選手で同ゲームに初出場し、先制の適時二塁打を放つなど3打数1安打2四球と活躍。カ軍は4―2で勝利した。

 人口4400人のダイアーズビルは同映画のロケ地として観光地にもなっているが、映画を象徴するトウモロコシ畑の隣に8000人収容の仮設スタンドのある球場をつくり、昨年初めて大リーグの試合(ホワイトソックス対ヤンキース戦)を実施。大リーグの試合を行うために建設された球場は、両翼335フィート(約102・1メートル)、中堅400フィート(121・9メートル)の広さで、昨年はサヨナラ弾を含む8本もの本塁打がトウモロコシ畑の中に飛び込み、今年は第2弾として開催された。

 鈴木は、初回2死一塁の第1打席でレ軍の先発左腕ロドロから先制の左中間への適時二塁打。フィールド・オブ・ドリームス・ゲーム日本人選手初安打で、鈴木にとっては2試合ぶりの安打となった。3回1死二塁の第2打席は四球、5回1死の第3打席も四球で、右腕クーネルと対戦した7回1死の第4打席は遊ゴロ、右腕ストリックランドと対戦した9回1死一、二塁の第5打席は空振り三振だった。

 前日10日(同11日)の本拠地でのナショナルズ戦は「4番・右翼」でスタメン出場し、3打数無安打1死球。この試合までの打撃成績は71試合で253打数63安打で打率・249、33打点、9本塁打となっていた。

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